タカラヅカ絢爛2このショーは、「飛鳥夕映え」と共に上演しているショー作品です。さっそく内容を紹介します☆ カリブ海に浮かぶ島、キューバのお話。 今も変わらない恋のお話。 それは年に一度キューバの海に起こる不思議な出来事。 夏に近いある満月の夜にそれは起こる。 満月がキューバの海に姿を現し、風もなくシーンと辺りが寝静まった頃、突然彼らはやってくる。 海の中から激しいルンバのリズムに乗って踊りながらやってくるのだ! 海の中から年に一度甦る愉快な妖精たち。 彼らは、一夜を歌い踊り、にぎやかに騒いで、朝日と共にまた海の中へ帰っていく。 それを島の人たちは「海のカルナバル」と呼んでいる。 海から甦る一夜だけの妖精たちの生命、踊り好きな妖精の青年・ポノポは短い生命を力の限り生きる。彼はキューバ娘・マリアと出会い恋に落ちる。 マリアもまた・・・・・・。 島の夜、海のカルナバルは激しくふけていく。不思議で妖しく魅惑的な灼熱のカリビアン・ナイト。 朝が近づく。まもなく妖精たちは海へ帰らなければならない。その時、カリブ特有のハリケーンがやってきた。白い嵐!何もかも白い風におおわれ、全てを洗い流すハリケーン。ハリケーンが過ぎ去っていくと同時に「海のカルナバル」も終わる。そして妖精たちは跡形もなくいなくなるのだ。 後に残されたのはマリア一人。彼女は島の老婦人にいたわられながら去る。 誰もいなくなった海。その時、ポノポがひょっこりと顔を出す。そうするとどうだろう。それをキッカケにあの妖精たちが帰ってきたではないか、あの愉快な妖精たちが・・・・・・。 その時、海の彼方から真っ赤な太陽が昇り始める。新しい朝を迎える島。生命と希望にあふれた島の姿があった。 |